A2 ライブラリのインストール

本章では、ライブラリのインストール方法について述べる。ライブラリ及びユーティリティ構築用のファイルは、すべてC言語のソースファイルの形で配布されるので、利用するコンピュータにおいてこれらをコンパイルしなければならない。
ライブラリ及びユーティリティのインストールには、次のソフトウェアが必要となる。
  1. C言語処理系。この処理系はANSI C対応である必要がある。
  2. 配布されるアーカイブファイルを処理するためのユーティリティ・ソフトウェア。通常はtar及びgzip, gunzipである。tarコマンドはアーカイブ・ファイルを作成したり、アーカイブ・ファイルからファイルを抽出するコマンドである。gzip, gunzipコマンドはファイル圧縮/復元用のコマンドである。もし、システムにこれらのコマンドが付属していない場合には別途インストールする。特にgzip, gunzipについては、システムに付属していないため、必ず前もってインストールしておくこと。
  3. makeコマンド。これはMakefileというファイルを利用して、ソフトウェアを構築するためのコマンドである。システムに付属していない場合には、別途インストールしておく必要がある。
また、以下のソフトウェアが存在すれば、フルインストールが可能となる。
  1. FORTRAN言語処理系。MQLIBユーティリティの一部はFORTRAN言語で書かれているので、これらをコンパイルするために必要となる。これらのユーティリティを利用しない場合には必要ない。
以下、これらのソフトウェアが利用できるものと仮定して、インストールの手順につい て説明する。
  1. 配布されているファイルを元のファイルの形に復元する。ソースファイルはtarコマンドによってアーカイブ化されており、gzipコマンドにより圧縮されて配布されている。このため、アーカイブファイルを復元した上で、そのアーカイブファイルからもとのファイルを展開する必要がある。
    この作業は、以下のようにして行う。ここでは、配布アーカイバ・ファイルの名前を mqdb-1.1.tar.gzとする。

    % gunzip mqdb-1.1.tar.gz
    % tar xvf mqdb-1.1.tar

    これらの作業が終了すると、mqdb-x.xというディレクトリが作成される。ここで、x.xはライブラリのバージョンであり、例えば、1.1となる。このディレクトリの下にソースファイルが解凍される。
  2. mqdb-x.xディレクトリに移り、次のコマンドを実行する。
  3. mqlibディレクトリ、及びutil下の各ディレクトリにある、 Makefileの内容を確認し、必要なら、各システムの設定に合うように変更する。変更すべき箇所などは、各Makefile内の注釈を参照すること。
  4. 変更が終了したら、mqdb-x.xディレクトリに移り、次のコマンドを実行する。

    % make

    このコマンドにより、ライブラリ及びユーティリティ・コマンドのコンパイルが進行する。もし途中でエラーとなって失敗した場合には、Makefileで与えたオプションなどを再度確認する。
  5. コンパイルが無事終了したら、続いて次のコマンドを実行する。

    % make install

    このコマンドにより、ライブラリ及びユーティリティがインストールされる。以上で ライブラリ及びユーティリティのインストールは終了である。
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